エポスの過払い金請求
エポスカード(丸井カード)は、丸井グループの子会社である株式会社エポスカードが運営するクレジットカードで2006年から発行を開始しています。
昔は、丸井自体がカード事業を行っており、「赤いカード(旧:丸井カード)」が有名でしたが、2004年、丸井が取得したVISAライセンシーをエポスカードに移譲し、マルイのカード管理は、エポスが行うことになりました。
エポスカードはマルイでのお買い物の際の利用者が一番多いですが、キャッシング機能もあります。
エポスカードは、2007年頃までは金利27%という違法な利息でキャッシング機能を提供していたため、それ以前から取引のあった方には、過払い金が発生していることが多くあります。
エポスは、カード会社の中でも過払い金への対応が非常に良く、柔軟な業者です。
ただし、今後の業績次第では、過払い金返還請求への対応が厳しくなることも考えられます。
エポスとの和解・訴訟
上記でもお伝えしたように、エポスは債務整理や過払い金の返還を求める方々に対して、紳士的な対応をしてくれる上、丸井グループの傘下にあるため、倒産の心配が少ないことはプラス材料となります。
(裁判をおこさずに)任意での和解交渉であっても、取引の分断等特段争点がなければ、元金の満額に近い金額の返還を得られることもあります。
ただし、利息も加えての返還となると、訴訟を提起せざるを得ません。
エポスの注意点
エポスカードの過払い金の注意点は、取引履歴の開示が、平成9年以降の履歴しか取り寄せることができない点にあります(ケースによっては、それ以前の履歴を取り寄せることも可能です)。
ですが、それ以前にものに関しては、細かい明細などから推定で計算を行っていくという手法を用います。エポスカードの場合には社内でこれを行ってくれることもあります。
「浜松 債務整理 相談室」について
「浜松 債務整理 相談室(司法書士法人ふたば)」には、エポスカードの債務整理・過払いに関するご相談を多数いただいております。
エポスの過払い金に関して、詳しくは当事務所までお気軽にご相談ください。
過払い金の返金期限は完済してから10年ですので、お早めにどうぞ。