ゼロファーストの過払い金請求・任意整理について
ゼロファーストカード(現エポスカード)は、丸井グループのカード事業で蓄積されたノウハウを下に、1991年に消費者金融として設立された会社です。
ゼロファーストは、2014年(平成26年)10月1日付で、丸井グループの子会社であるエポスカードと合併しており、現在はエポスカードが過払い金の返還等を行っています。
ゼロファーストは、2007年頃までは年27%という高金利(違法な利息)で貸し付けを行っていたため、それ以前から取引のあった方には、過払い金が発生していることが多くあります。
また、ゼロファーストは、現在エポスカードが過払い金の返還等に対応しているため、絵ポースカード同様、カード会社の中でも過払い金へ対して柔軟な対応をしていただけます。
エポスカードと合併しているため、当面は問題ございませんが、今後の業績次第では、過払い金返還請求への対応が厳しくなることも考えられます。
ゼロファーストとの和解・訴訟
上記でもお伝えしたように、ゼロファーストは、丸井グループの傘下にあるエポスカードが対応してくれるため、エポスカード同様に過払い債務整理や過払い金の返還を求める方々に対して、紳士的な対応をしてくれます。
また、丸井グループの傘下ということで、倒産の心配が少ないこともプラス材料となっております。
(裁判をおこさずに)任意での和解交渉であっても、取引の分断等特段争点がなければ、元金の満額に近い金額の返還を得られることもあります。
ただし、利息も加えての返還となると、訴訟を提起せざるを得ません。
ゼロファーストの注意点
ゼロファーストの過払い金の注意点は、エポスカードとゼロファーストを合算して債務整理の精算を行う点にあります。
つまり、丸井でショッピングをして、エポスカードで支払いをしている場合、ゼロファーストの過払い金を請求すると取引はいったん終了になり、キャッシングの過払い金とショッピングの残額とを相殺する扱いになります。
ゼロファーストの過払い金が、ショッピングの残額よりも多い場合には、過払い金とショッピング残額の差額を返還請求することになります。
しかし、この場合、信用情報(ブラックリスト)に影響が出る可能性がありますので、信用情報への影響を避けるためには、ショッピングの残額も完済してから過払い金の手続きを実施することをオススメいたします。
「浜松 債務整理 相談室」について
「浜松 債務整理 相談室(司法書士法人ふたば)」には、ゼロファーストの債務整理・過払いに関するご相談を多数いただいております。
ゼロファーストの過払い金に関して、詳しくは当事務所までお気軽にご相談ください。
過払い金の返金期限は完済してから10年ですので、お早めにどうぞ。